生活習慣病ってどんな病気なの？？

身体によくない生活習慣の影響により、発症してしまう病気のことです。

当クリニックでは生活習慣病の中の高血圧・糖尿病・高脂血症・高尿酸血症・肥満・睡眠時無呼吸症候群・禁煙外来などに力を入れて、診療しています。

これらの病気は動脈硬化を作り出し、この動脈硬化が命にかかわる病気を発症します。当院では頸動脈エコーと脈波伝導速度計で動脈硬化の状態を把握して治療しています。

高血圧は自覚症状がほとんどないのですが、放っておくと動脈硬化の進展のみならず心筋梗塞や脳卒中のような重篤な疾患を引き起こすことになります。

早いうちに治療を行い、75歳までの方は125／75mmHg未満、75歳以上の方は135／85mmHg未満の血圧コントロールをしていくことが大切です。

そのためには、適度な運動や減塩などの生活習慣の改善や薬物治療が必要で、当医院では、生活習慣病外来として、患者様に合わせたアドバイスや治療を行いながら、患者様の安定した血圧コントロールのための治療を行っています。

今年からスマート降圧療法を始めました。これはスマホを使って数分間のアドバイスやいろいろな知識を毎日学ぶことと、それぞれの個人に合ったきめの細かい指導を受けることで生活習慣を無理なく変えていくことができる新しい治療法です。なかには薬の服用が必要なくなる方もいます。詳細は受診時にお聞きください。

食べ物に含まれるブドウ糖はエネルギーとして利用されます。

しかし、糖尿病ではインスリンが出ないかあるいはインスリンの作用が弱いことによりブドウ糖をうまく体内で利用することができず、血糖値が高くなります。このような状態が長く続くといろいろな合併症を発症することになり、早期の治療が必要です。

当院ではコントロールが不良の方には、持続自己血糖測定器（リブレ）を使っています。腕に付けたセンサーに読み取り機（リーダー）を当てることで血糖をいつでも見ることができるすぐれものです。いつでも自分血糖がわかるので、自然に食事が改善され成績が良くなります。

血液検査で総コレステロールが220mg／dl未満、悪玉コレステロールと言われているLDLコレステロールは139mg／dl未満、中性脂肪は150mg／dl未満、善玉コレステロールと言われているHDLコレステロールは40mg／dl以上の値であれば問題はありません。

現代では運動不足にもかかわらず、グルメ志向の方も多いことから、この値が崩れてしまっている方が多く見受けられます。

高脂血症は、動脈硬化を進め高血圧や慢性腎臓病の進行につながります。

くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状がある病気です。

これらは、鼻から吸い込んだものが有害だと判断して生じる防御反応ではございますが。

これらの防御反応が過剰におこってさほど有害でないものに対しても強く反応し、自分自身を苦しめる病気と考えられます。

現在のところ、アレルギーを根本的に改善する方法はないため、治療により症状を軽減させることが重要となります。

息をする時の空気の通り道に、慢性の炎症がおき、そのために気道がせまくなり、繰り返し咳や、ゼ―ゼーヒューヒュー音がする喘鳴、呼吸困難が生じる病気です。

自然に、もしくは治療により、元の状態に戻りますが、治療をせずに放置すると、あるいは自己判断で治療を中断すると、繰り返し起きる炎症により、気道の構造が変化し、元の状態に戻らなくなってしまい喘息症状が起きやすく、より重くなってしまいます。そのようにならない為にも早めの診断・治療が大切です。